今週のポラ35 <今朝のNEWS>      5/31/2003更新         

6月23日日曜日朝の
ニュース写真55枚は此処にはない・・・・あちらにある
朝早く目をさました、中年カメラマンが
自宅とその近所をほっつき回って集めたニュース
その中の2枚だけ、此処でご覧にいれようと思う
雲の写真がたくさんある
カラーなのにモノクロみたいな・・・そして赤外線写真のような
妙なデジタルテクニックをたくさん使った・・・と言うよりは作りながら
その「手法」発見した
妙に、けばけばしい写真なんかがそれだったりする
PC上で現像するという話は前にしたことがあるが
まさにそれ=フィルム現像だった
デジタル画像をPC上で加工するのは、いってみればプリント作業にも似ている
しかし今回やってみたのは
まさにフィルム現像を自分流に変えてみた結果だった

一つ前に
「好きこそモノの上手なれ」と書いたのが
何処かで、とても受けたと聞いた
人を喜ばせることができるskill
人の仕事の役に立てるskill
そんなスキルが、自分を助けてくれる
収入を得るという点は 、もちろん!
人に喜んでもらえることが
何より、「良い気」の照射を受ける

好きなことだけやって
ちゃんと、食べていけるならそれが一番
もし、そうできなかったら
最低、生きていく糧を得るぶんは
「労働」せねば、ならないのだろうなぁ?

この数ヶ月、すっかりデジタル・オヤジ(Kidsはちょっとネェ)やっていて
気づいたら
暗室常備の薬品が固まって(再結晶)しまっていた
銀塩フィルムの現像薬品を棄て
そのtankを掃除した
ハッセルに
赤外フィルムでも詰めて歩いてみようか?
いや、南部らしさなら
パノラマに赤外線フィルムだろ?

写真を撮る・・・意志?・・・意識?

何をもってニュース写真というのか?
ボクには、雲の動きだってニュースなんだ、
今朝はね。

良く晴れた一日だった
一転、一昨日は雨
本日、曇り時々晴れ? 晴れ時々曇り?
朝早く外を見ると、いい雲だ
なんだか、ハッセルとモノクロフィルムが
恋しくなる。
「割り切れぬ気持ち」というのを
撮ってみたい、すこしケミカルだ
昨日、イヤ、その前から考えていたテーマ
「壊れゆくモノ?」・・・よくあるテーマ> それは自分が壊れつつある、つまり生物体・人間として
人生(インドにあるアガスティアの葉の予言は、僕が死ぬのは75歳だという)という
サイクルの中で
もう、壊れ始める時期に
さしかかったという実感から始まっている
とりあえず、
モノをモチーフにしたいとは思っている
人物もモチーフには出来るかもしれない
壊れいくモノ、と言うのも
大切なんだろうが
壊れ物としての人間の感覚に
引っかかるモノという考え方も出来る
理屈よりも感覚、まず感じることだ
「考える」のはハス止した方がいい

「さぁ、行こう、何処へ行こう?」
昔読んだ大江健三郎の小説に引用されていた、元は谷川俊太郎だったかな?

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