「心の磁石の赴くままに」
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左の写真はゆかりが撮影
差出人 : 南部辰雄 <landscape@n.email.ne.jp>
宛先 : Dear my friends
送信日時 : 2000年 5月 12日 金曜日 5:38 AM
件名 : 「心の磁石の赴くままに」

カダケス、正確にはポルトリガトのダリのお家へ行った。
綺麗に整備されすぎていて、
そして10分刻みの部屋の移動にせかされて、
ダリのオーラの痕跡にさえ出会えなかった。
明日また訪ねてみようと思っています。

今夜はカダケスの海辺のホテル、
三ツ星のちょっと古い格式ありげなところに
泊まっています。
ポルトリガトの、ほんとにダリ邸のすぐ脇にも
ホテルはあるのですが、
それを見つけた時はすでにチェックインしていました。

夕方、馬場君のメールにあった海の色を見に
再びダリ邸を訪れた。
馬場君からのメールに「夕方の海の色が印象的であった」
と書かれていたものと勘違いしたのだった。
今日の夕方に関して言えば
反対側の入り江にあたるカダケスのほうが
ドラマティックな雲の流れを見せていたように思う。
(左の写真はゆかりが撮影)
写真はあまり撮れていません。
「心の磁石の赴くままに」写真が撮れなくなっています。
しばしば襲われるこの病は、
逆に心の磁石に磁力がなくなっている
という状態かもしれません。

スペインの何処かから・・・
南部辰雄